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アラフォーママの「りつ」です。
私は、第二子の育休中にスキル0から在宅ワークに挑戦し
ちょうど一年前、復職する前に脱サラを叶えた在宅フリーランスです。
もともとはスキルも経験もキャリアもないただの平凡な会社員(事務職)。
そんな私でも「育休中」をうまく活用して働き方を変えることができました!
「育休=ブランク」ではなく、キャリアチェンジのチャンス。
いつか在宅ワークで働きたい、働き方を変えたい!と思っているママに
私の経験が役に立てばとこの記事を書きました。
✔️在宅ワークに挑戦したいけど、仕事が忙しくて時間が取れない。
✔️子どもを妊娠してもうすぐ産休。お休み中にできることってあるの?
✔️育休中にできることをしたい!
そんな方がいれば、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
なぜ育休中が在宅ワークの準備に最適?

仕事と育児の両立を考える絶好のタイミング
毎日忙しくて、なかなか未来のことって考えるヒマもない。
でも、これから子どもが生まれたら必然的に生活は変わりますよね。
仕事、家庭、自分のこれから…
会社から離れることで、今まであまり考えることのなかった未来と向き合うチャンス。
私の場合は、3年前に埼玉県から兵庫県に引っ越してきたこともあり…
✔️実家は遠方で両親は高齢→できればちょこちょこ帰省したい
✔️子どもは保育園から病気をもらうことも多い→仕事を休むストレス
✔️転職で初めから時短勤務になんてなれずフルタイム→毎日余裕がない
✔️頼れる人が近くにいない→いずれ来る小一の壁どうする?
家のことを考えると、できれば融通の効く働き方がしたかった。
在宅ワークならこの問題すべて解決できるのに…とうっすら考えていました。
そんななか第二子を妊娠。
子どもが増えてもこのままの生活を続けていたら
今より状況が好転するなんてことは絶対にありえない。
何も行動しなかったら絶対後悔する。
このタイミングで働き方を変えよう!そう決心しました。
自分はどんな働き方がしたいのか、暮らし方がしたいのか。
しっかり向き合うチャンス!
スキル習得や準備期間を確保しやすい
一人目の育休を経験して感じたことは
まとまった時間は取れないけど、スキマ時間は意外とあったということ。
一人目の時は初めての育児にてんやわんや。
泣けばすぐに抱っこしてあやさなければ!と思い込んでいました。
こまめに授乳時間を記録して、泣けば抱っこしてあやして
お昼寝タイムは家事やって、で1日あっという間に終わる…という日々。
それでも、子どもの育児グッズを裁縫してみたり
ずっと放置していた膨大な写真データを整理したり…
なんだかんだ働いていた時にはできなかったことができる時間はあったのです。
赤ちゃんって1日の大半を寝て過ごします。月齢が低いうちは特に。
赤ちゃんが寝ている時間をうまく活用すれば、意外と時間は作れるんです。
一人目の育休中は、そんなことは露知らず。
なんの知識も事前準備もなかったので、育児に振り回されていっぱいいっぱい。
うまく有効活用できなかった感がめちゃくちゃ強かった。
でもこの事実を知った私は、二人目妊娠後、ついに行動に移します…!
私が実践した育休中の過ごし方

産前(働きながら)|まずは情報収集
何もかもわからない状態だったので、まずは情報収集。
在宅ワークといえば
・ライター
・Webデザイナー
・プログラマー
くらいしか頭になかったので「Webデザイン 在宅」、「ライター 在宅」などで検索。
(プログラマーは難しそうとこの時点で避ける)
未経験から挑戦されて働かれている方々のブログや
インスタの投稿を読み漁りました。
【検討項目】
✔️未経験からでもお仕事として成り立つスキルか
✔️お仕事の需要はあるか、安定はするのか
書くことが苦手で、クリエイティブな仕事に憧れを持っていた私は
Webデザイナーいいなぁとぼんやり思うようになるのですが
そのうち、世の中にはデザインスクールというものがたくさんあることを知ります。
この機会にスクールに投資するのもアリかなと思うようになりました。
安くはない金額だけど、それでこの先好きな仕事に就けるのであれば
高くはない買い物だと考えています。
※もちろん独学を否定するわけではないので、迷っている方はこちらの記事もぜひ参考に。(別記事:独学VSスクール)
それからは数あるWebデザインスクールの情報収集と
WebデザインするならMacや!とパソコンを新調するべく情報収集。
産前休暇に間に合うようにパソコンは購入しました。
(※別記事:Webのお仕事|パソコン買うならこのスペック)
【産前(働きながら)したこと】
・どんなスキルを身につけるか情報収集・決定
・スクールの情報収集
・パソコンの情報収集・購入
産前休暇|スクール検討
産休に入り、出産まで約1ヶ月のお休み期間。
もちろん出産準備や家の片付けもありますが
子ども関係はそこそこに、スクールの個別相談や無料勉強会に申し込み。
やっぱり机上で比較検討しても詳細や雰囲気はわからない。
話してみてわかることもあると思ったからです。
私の場合、8月に出産予定だったので、その後1〜2ヶ月身体を休めたとして
秋にはスクール入会、4月復帰までの約半年間で
スキル習得・お仕事獲得までいきたいと考えていました。
そのため、料金はもちろんスケジュール感も考え検討しました。
【主な検討項目】
✔️料金体系
✔️どんなスキルが身につくか
✔️フォロー体制
✔️お仕事の紹介制度など、スムーズにお仕事は獲得できるか
✔️半年でお仕事獲得ができるカリキュラムか
✔️卒業生は活躍しているか
ここのスクール比較検討にあたっての考えは、別途記事にまとめます。
(※失敗しないスクール選びのコツ)
【産前休暇にしたこと】
・スクールの個別相談・勉強会参加
入院期間|ネントレ開始
そしていよいよ出産。
私の育休が有意義に過ごせるかどうかは子どもの寝つきにかかっていたので
事前にネントレ本を購入。
いくつか読んでいいなと思ったものを
出産直後の母子同室になったタイミングから実践しました。
✔️抱っこで寝かしつけない(布団で自力で寝る力をつける)
✔️朝夜の区別がつくように早いタイミングから意識する
主に意識したのはこの2つ。
泣いても赤ちゃんの様子を見てすぐに抱っこはしない
夜は看護師さんに頼んで早めに消灯、を徹底。
退院後はスワドルや寝る前のミルクを活用し(母乳より腹持ちがいい)
この甲斐あってか(?)第二子はよく寝る子になりました。
基本的に一人で寝てくれて、月齢が低いうちから比較的まとまって寝てくれる。
夜泣きも最低限。
一人目は寝かしつけのストレスから円形脱毛症になったのですが
二人目は正反対で、とてつもなくストレスフリー!
ネントレ効果ってこんなにすごいの?!と感動したのを覚えています。笑
ネントレというと「泣いててもあやさない」と厳しいイメージを持っていましたが
「赤ちゃんが自力で寝る力をつけれるようサポートする」こと。
このおかげで、私のこの先の育休生活はとてもとても有意義なものになりました。
時間を有効活用したいママにとっても、そうでないママにとっても
いいことだらけなので、ぜひこれから産むよ〜ってママの参考になれば幸いです^^
※主に参考にした本:
「フランス人の子供は夜泣きをしない」パメラ・ドラッカーマン 鹿田昌美 訳
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」愛波文
産後休暇|スクール入会&スキルアップ
8月に出産を終え、約1ヶ月の里帰りから帰ってきたタイミングで
実はまだスクールを決めきれていませんでした。
家族4人になった生活を整えながら、ぼちぼち情報収集を続け
ついにここでスキルを磨きたい!と思うスクールに出会います。
それは「Webデザイナー」ではなく「SNS運用代行」という働き方。
「SNSマーケティング」を学ぶスクールです。
「マーケティング」という言葉はなんとな〜く聞いたことはあるけど、よくわからない。
でも、なんだか面白そう&役に立ちそう、これが最初の印象でした。
そこから無料勉強会に参加し、一週間以内には入金。
(失敗しないスクール選びについてはまた別記事にまとめます。)
こうして生後2ヶ月目の10月から
在宅ワークに向けたスキルアップの日々がスタートしたのです。
そして、そこから約半年で私は会社員を辞め在宅フリーランスとなりました。
産後休暇中にやったことをざっくりいうと下記の通りです。
【産後休暇にしたこと(はじめの3ヶ月:10〜12月)】
・スクール入会
・スキルアップ時間を週20時間確保
・自己分析(なんのために在宅ワークを目指すのかを言語化)
・スキルアップの動画視聴
(マーケティング基礎・Canvaの使い方など)
・手を動かして実践(Canvaで投稿作成、インスタ発信&運用)
(次の3ヶ月:1〜3月)
・案件に応募(初案件獲得)
・小さな案件を重ねる
・自身のインスタからお仕事獲得
正直なところ、半年の期間で「スキルも完璧!胸を張って独立だ!」という訳ではなく
ほぼほぼ勢いで会社を辞めました。(収入もまだ軌道に乗っていなかった)
それでも、そこから一年間お仕事を続けられているので
結果オーライ。思い切って会社を辞める決断をしてよかったです。
(スクール入会後の具体的な行動や経緯は、別途記事にまとめています。
※スキル0から6ヶ月で在宅ワークが叶えたハナシ)
おまけ|家事育児とスキルアップの両立のコツ〜私の場合〜
前回、スキルアップの時間を週20時間確保することをさらっと書きましたが
ここではどのように時間を確保したかについて簡単に触れます。
週20時間、週7日で割ると約3時間。平日の週5日でわると4時間/日です。
私の場合は、上の子が平日は保育園だったため
基本的に土日は家族時間・平日をスキルアップの時間に。
もともと家事が苦手ということもあり、洗濯・掃除・ご飯作りは最低限。
買い出しは週1回生協(コープ)に依頼。
スキルアップしたいと夫の協力も得ながら、家のことはできる限り手を抜きました。
朝の家事は9時までに終わらせて、赤ちゃん(下の子)のお世話とスキルアップ時間。
↓
16時半には切り上げてお迎え、夕飯作りなど夜の家事。
↓
19時頃には下の子就寝。
21時ころに上の子就寝。
疲れていたら一緒に寝て、朝早く起きる(もしくは起きない)。
元気だったら復活して(起きて)22時〜24時頃まで自分時間やスキルアップ時間。
朝型・夜型と決めずに、赤ちゃんやその日の体調によって柔軟に。
赤ちゃんの対応もあるので、まとまってというより細切れのスキマ時間ですが
意外と4時間/日の確保はすんなりいけました。
スキマ時間だと集中力が切れてしまい、生産性という点では最初はイマイチでしたが
この時間の使い方やスイッチのオンオフはだんだんと上手になってきた感覚があります…!
最初からうまくいかないとあきらめずに
コツコツ続けることって大事ですね。
✔️家のことは最低限(家族の協力を仰ぐ)。
✔️夜型・朝型は、その日によって柔軟に。
✔️スキマ時間の活用を徐々にマスターしていく。
まとめ|育休中こそ「働き方」を変えるチャンス!

いかがでしたでしょうか?
育休と一言で言っても、出産のタイミングや復職のタイミング、
赤ちゃんの特性、身体の回復具合、上の子の保育園事情…
諸々個人の事情があるので、それぞれのタイミングやペースがあると思います。
それでも、在宅ワークは育児と両立がしやすく、柔軟な働き方ができるので
育休中に挑戦もしやすいんです。
私も手探りでやってきたので、ここには書いていない失敗談も多々ありますが
(Webデザイン教材を無駄にしてしまったりetc…)
やってよかったと思うことが多かったので、下記ステップをまとめます。
【ステップ1:産前】
・自己分析(どんな働き方・暮らし方をしたいのかを考える)
・手段を考える(どんなスキルを身につけるか。独学orスクールか。)
・パソコンの購入検討
【ステップ2:産前休暇】
・スクールの比較検討・決定(個別相談や無料勉強会に参加)
・スキルアップの準備(スキルが決まっていれば、産後スタートダッシュを切れるように本を読むなど情報収集。)
・ネントレ準備
【ステップ3:出産後】
・育児と自分の回復に専念!
・ネントレに挑戦
【ステップ3:産後休暇】
・スキルアップ開始
今まだ何も準備してない!って人でも
少しずつ準備を進めれば、育休後スムーズに働き方を変えることは十分に可能です。
ぜひこの記事が、これから育休を迎えるママにとって少しでもヒントになれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。^^